僕の世界

 曇ったままの鏡。

 僕の世界は全て曇っている。

 だから自分を先導してくれる人が全てとなる。

 

「ぁ…あぁ……」

 無機質な振動とうねりが身体を責め立てる。

 幾度となく追い上げられるが革製品で絞められた根元が決してイクことを許さない。

「も…もぅ……お願い…します」

「何をお願いするんだ?」

「前…のをはずしてください」

 すでに限界近かった。早く解放されこのうねり狂う欲望を吐き出したい。

「前の、じゃわからないな」

 焦らされる。

「僕の……ぺ○スに付いてる…のをはずして…ください」

「コレのことかい?」

 張りつめている僕の根元に指を馳せると、我慢しきれない汁が先端から溢れてくる。

「ぃあ…そっ…そうです」

 すぐにははずしてもらえない。じっくりと、ゆっくりと革の上をなぞり、我慢に震える僕を楽しんでいる。

 パチーンッ…

 留め具がはずされた音がすした。

 次第に緩む革に今まで我慢されていた分泌物が一気に外へ出ようとしている。

「…っああぁ」

 大きな波が身体の中を支配し、性を熱く迸らせた。

 脱力した身は地べたに横たわる。

「誰がイッていいと言った?」

「…ごっごめんなさい」

 僕はこの人のモノ。全ての行動に了解を得ないと許されぬ身。

 

そして、さらなる闇が僕を支配していく。

 

END

>>あとがき<<

謎ですわ(汗)
自分で書いてて、何が書きたいのか分からなくなってゆく〜〜〜〜〜〜
て、載せてあるHな話って全て鬼畜だったりする?
あぁ〜、本人決して鬼畜ではありません。

 

 

 

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