割愛

 

ぐちゃ・・・くちゅっ、くちゅっ・・・・・・

濡れた音が室内に響く。

「っ・・・あぅ・・・ぅっ・・・・」

乱れた声が室内に充満する。

紐に繋がれた僕は、ただ彼から与えられる快楽に溺れていた。

決して手に入らないモノ、だからこそ僕は僕を貶める。

この身体で繋ぎ止めておけるなら、関心を持ってくれるなら、この身体くらい安いものだ。

「こんなに濡らして・・・本当に淫乱な身体だな」

彼の言葉に辱められる、それは僕の中で悦楽へと変換されさらなる高みに導く。

「んぁ・・・・・・ぁ・・・も・・・もうイッ・・・く・・・」

「まだだ。俺がいいと言うまで我慢しろ」

「やぁっ・・・・・・っ・・・」

根元を締め上げられて欲望が身体の中を逆流する。

辛いけど・・・その辛さの分、貴方に構ってもらえるなら・・・。

ぐぷっ・・・。

空いてる彼の指が僕の中に進入してきた。

「濡れてるから簡単に入っていくな・・・・。きゅうきゅうと締め付けてて、そんなに気持ちいいのか?」

口元に、いやらしい笑みを浮かべる彼。

僕が頷くと、

「言葉にしないと分からないぞ」

意地悪を言う彼に僕は素直になる。

「ぁ・・・気持ちいい・・・です・・・」

「フンッ、・・・淫猥な奴だ・・・」

鼻で笑うと無造作に内部を掻き乱していく。

「あっあっ・・・あぅっ・・・・・・ダメっ・・・でちゃうょ・・・」

頭では出しちゃいけないのが分かっていても、身体は敏感に反応し心とは裏腹の行動に出ようとする。

彼の指が僕の奥にあるナニかを刺激した時、我慢ならない身体が白濁した腋を陰部から吐き出していた。

「・・・っあ!!」

白い液が彼の手を伝い落ちる。

「誰が出していいと許可した?我慢できない身体には躾が必要のようだ」

どこら出したのか手にはビニール製の紐が握られていた。

「ご・・・ごめなさい・・・」

謝る僕の言葉は彼に届く訳もなく、有無を言うまえに僕の股間には紐が結ばれていた。

緩すぎもせず、かと言ってキツクもない・・・精を吐き出すのを止めるには十分な締め付け。

結び終わっると彼は僕を俯せにさせ腰を抱え上げる、すでに十分すぎるほど慣らされ濡れていた僕の蕾を彼のモノが一気に押し開いて入ってきた。

「んあぁっ・・・・ぁ・・・ふぁ・・・・」

がくがくと後ろから揺さぶられ、激しい揺れと快感に何も考えれなくなる。

ただ僕は喘ぐだけ。与えられる悦楽、それが僕の全て。

彼の生きた抱き人形と化した僕。それでも幸せだった。

何度となく体勢を変え、その度に浅く深く突かれる。

精を吐き出せない僕の身体はヒクヒクと快感を感じとろうと動く。

一際深く突かれた時、身体の中に熱いモノが注がれてくのが分かった。

同時に僕の股間を締め上げていた紐も解かれ、我慢され続けた欲望は勢いよく発射する。

そのままベットに沈む僕を後目に、彼は僕の中から出るとその足で浴室へと向かっていく。

指先さえ動かすのが億劫な状況なまま時が流れる。

扉の音がして彼が戻ってくると余韻の跡さえ見せずに服を身につけ始めた。

「・・・次は、いつ?」

僕が聞くと「さぁな・・・」とだけ答え、支度を終えた。

部屋を出ていこうとする彼は、もう僕のことは頭にないのだろう。まるで今まで何もしてなかったような様子だ。

そんな姿を見送り一人残された僕は、彼の残した温もり、匂い、体液を身体に感じたまま眠りについた。

 

 

END

>>あとがき<<

うぁ〜〜〜〜エロエロです!!(;^_^A アセアセ・・・
なんで、こんなの書いてるんでしょうか・・・・?(笑)
本人決して鬼畜ではありませんからね!!

 

 

 

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